上場会社のIR担当が投資で億り人を目指すブログ

5年後のセミリタイヤを目指し投資をはじめました。2018年5月スタート。

読書日和03_「父が娘に語る経済の話」

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こちらを読みました。

「この世の中には有り余るほどのおカネを持ってる人がいる一方で、何も持たない人がいるのはなぜだろう?」

この謎から話は始まります。

経済の行き着く先がどうなるか、考えていかないといけない。

マトリックスの世界、当時見たときは、映像の凄さだけで内容はよく理解できてなかった。

 

マトリックスは機械が地球を乗っ取ったあと、人間を生かし続ける世界。

人間が地球の資源を使い果たし、唯一のエネルギーが人間の肉体。

人間は特殊な容器に入れられて植物のように水と栄養を与えられ、人間の代謝によって発するエネルギーが機械の動力源となっている。

しかし、人間は他者との関わりや希望や自由が失われると、すぐに死んでしまう。そのため、機械はマトリックスという世界をつくりだした。

マトリックスはコンピュータが生み出す仮想現実で、奴隷になった人間の脳にその仮想現実が映し出され、機械に乗っ取られる前の生活を頭の中で体験する。

人間は奴隷となり搾取されていることに気づかない。

・経済の始まりが、「余剰」によるもの。

・経験価値 < 交換価値

⇒人が利益を追求するようになったため

・農業革命→産業革命

・物に対して貨幣の量が相対的に減ると物価が下がる「デフレ」

・物に対して貨幣の量が相対的に増えると物価が上がる「インフレ」

・仮想通貨「ビットコイン」の総量は決まっている(上限2,100万ビットコイン、2023年のどこかの時点となる)

⇒総量が決まっていることで、物が増えるにつれて相対的に希少になり価値が次第に高まる。⇒物の値段は世の中の自動化による価格下落よりもさらに速いペースで一律に下がる。つまり価格デフレになる。

⇒1929年の金融危機は金の保有量に紐付けていたために起きた。